白髪が発生する原因と予防

年齢を重ねると、身体の各器官の衰えが目立ってくるようになります。色素細胞も例に漏れずで細胞の能力が衰えてゆき、毛髪の色素が消えていってしまいます。すると発生するのが白髪、女性の場合40歳前後から白髪が目立ってくるようになるといわれています。毛細血管や神経が集まる毛乳糖のまわりには、毛母細胞があります。

 

毛髪の生まれ変わりに働きかける、細胞です。毛母細胞の間にはメラニン色素を生成するメラノサイトがあり、髪の色を作り出しています。メラニン色素が生成されるとコルテックスと呼ばれる毛皮質に浸透し、髪に色がつくのです。加齢や病気などの原因でメラノサイトが減少すると、メラニン色素も減少していきます。

 

すると髪の色が薄くなり、白髪になるというわけです。白髪になるメカニズムは以上のようなわけですが、白髪の原因としては次のようなものが挙げられます。解明されていない部分が多い白髪についてですが、ほとんどの理由はこれらに集約されます。

 

遺伝

 

白髪になりやすい人・なりにくい人が、遺伝的な要素から決まっているという説があります。

 

病気

 

甲状腺異常・貧血症・マラリア・胃腸疾患などの病気が、白髪を発生させる場合があります。白斑ができて、その部分が白髪になるということもあります。

 

栄養不足

 

ビタミンやミネラル・タンパク質など、髪を育てる栄養が不足すると、内臓の働きが悪くなることから血のめぐりが悪くなり、白髪になる場合があります。

 

ストレス

 

身体にストレスがかかると、毛細血管が収縮して頭皮が硬くなり、毛母細胞の働きが弱くなります。するとメラニン色素が減少するため、白髪が発生します。以上のような原因に心当たりがある方は、まずこれらの問題を解決することが先決です。また、白髪になった毛髪を簡単に抜いてしまうのは避けたほうがよいでしょう。

 

なぜなら、次に黒い毛が生えてくるかどうかの保証もなく、抜いた毛穴が炎症を起こしてしまう可能性もあるからです。実は、白髪の原因が解明されたのはここ数年のことです。メラニン色素を作る色素肝細胞が紫外線などの影響でダメージを受けると、DNAが損傷されても修復できずに自己修復機能が落ちていきます。

 

すると色素細胞が減っていき、メラニンが作れなくなってくるため、白髪が増えてきてしまいます。ですから、頭皮を紫外線から守ることも白髪を防ぐ対策の一つと考えることができます。栄養バランスの調整やストレスをなるべく早く解消できるように実践することが白髪予防につながります。